まずは「色」を決めよう!ベッドが部屋の印象を左右する
お部屋の中で最も大きな面積を占める家具、それがベッドです。
つまり、チェストベッドの「色」が、寝室全体の印象を決定づけると言っても過言ではありません。
収納力という機能面だけでなく、色の持つ力を理解して、理想のテイストに合った一台を選んでみませんか?
明るい木目調で「軽さ」と「温かみ」を演出
「チェストベッドは便利だけど、圧迫感がありそう…」そんな心配をお持ちの方にこそ選んでいただきたいのが、オークやアッシュのような、明るいナチュラルカラーの木目調です。
ライトな色合いは、大きな家具が持つ重たい印象を和らげ、お部屋全体を軽やかで広々とした雰囲気に見せてくれます。
壁やカーテンが白やアイボリー系の場合、優しく空間に溶け込み、心地よい温かみを生み出します。
ここに、アースカラーやペールトーンのファブリックを合わせれば、人気の「北欧ナチュラル」スタイルの完成です。
まずはベッドの色で「軽さ」を出すこと。
これが、垢抜け寝室への第一歩です。
具体的なコーディネート術は、本編のコラムで詳しくご紹介しています。
モノトーンで「生活感」を消し去る
すっきりと洗練された、ホテルのような空間に憧れるなら、チェストベッドの色はホワイト、ブラック、グレーといった「モノトーン」が最適解です。
これらの色は、空間をクールに引き締め、生活感をオフにしてくれます。
チェストベッドの抜群の収納力で細々したものをすべて隠し、さらにフレームの色をモノトーンで統一すれば、理想のモダン空間にぐっと近づきます。
光沢のあるグロス(鏡面)仕上げのフレームは、それ自体がオブジェのような存在感を放ち、寝室を非日常的な空間へと昇華させてくれます。
ここに、ガラスやスチールといった無機質な素材の小物を合わせるのがポイント。
では、どのようなベッドリネンや照明を選べば、完璧なモダンスタイルになるのでしょうか?その答えは、詳細記事で徹底解説しています。
次は「小物」で味付け!センスは細部に宿る
ベッドの色が決まったら、次はいよいよあなたのセンスの見せ所。
「小物」使いで、寝室に自分らしさと彩りを加えていきましょう。
大きな家具は変えられなくても、小物なら手軽に、そして自由自在に楽しめます。
おしゃれな人は、この小物使いがとても上手なのです。
ファブリックとグリーンで「癒やし」をプラス
どんなテイストの寝室にも共通して使える、魔法のようなアイテムが「ファブリック」と「グリーン(観葉植物)」です。
ベッドの足元に一枚スローケットを掛けるだけで、寝室の印象はぐっと温かみを増します。
クッションの色や柄を変えるだけで、季節感を演出することも可能です。
素材も、夏はリネン、冬はウールと使い分ければ、より快適な空間に。
そして、観葉植物を一つ置くだけで、無機質だった空間に生命感が生まれ、癒やしの効果も期待できます。
木製のベッドと植物のグリーンは相性抜群。
具体的にどんなファブリックを、どう組み合わせれば良いのか、どんな植物が寝室に向いているのかは、知っておくと便利な知識です。
宮棚を「自分だけのギャラリー」にする方法
ヘッドボードに棚(宮棚)が付いているタイプのチェストベッドなら、そこはあなただけの特等席。
スマートフォンや目覚まし時計を置くだけではもったいない!お気に入りの本やアート、旅の思い出の品、香りの良いアロマディフューザーなどを飾って、「自分だけのギャラリー」にしてしまいましょう。
上手く飾るコツは「詰め込みすぎず、高さに変化をつけること」。
ですが、具体的にどうすればバランス良く見えるのか、照明はどう使えば良いのかなど、知りたいことはたくさんありますよね。
このヘッドボード周りの飾り方一つで、寝室のおしゃれレベルは格段にアップします。
詳細コラムでは、すぐに真似できる具体的なテクニックを、写真付きで解説するようなイメージで詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
・チェストベッドでおしゃれな寝室に!テイスト別インテリアコーディネート術