「枕元ごちゃごちゃ問題」を解決する、3つの神器
眠る前のひととき、ベッドの上でスマートフォンを触ったり、本を読んだり…。
そんなリラックスタイムに欠かせない小物たちで、枕元がごちゃごちゃになっていませんか?そのお悩み、ヘッドボードの機能、いわば「三種の神器」で、すっきり解決できます。
【神器① 棚】メガネも本も、もう探さない
まず一つ目の神器が、ヘッドボードに付いている「宮棚(みやだな)」です。
寝る前に外したメガネ、読みかけの本、目覚まし時計…こうしたこまごました物の「定位置」を枕元に作ってくれる、非常に便利な機能です。
サイドテーブルを置く必要がなくなり、お部屋のスペースを有効活用できるのも嬉しいポイント。
もう、暗闇の中で手探りでメガネを探す必要はありません。
本編のコラムでは、この宮棚の最適な「奥行き」の選び方まで、詳しく解説しています。
【神器② コンセント】安全な充電は、もはやマスト
二つ目の神器は、言わずと知れた「コンセント」です。
スマートフォンやスマートウォッチの充電は、もはや現代人にとって必須の習慣。
壁のコンセントから長い延長コードを引っ張ってくるのは、見た目も悪く、足を引っ掛ける危険性もあります。
ヘッドボードにコンセントがあれば、枕元で安全かつスマートに充電が可能に。
これはもはや「便利機能」ではなく「必須機能」です。
最近ではUSBポート付きが主流ですが、その数や位置、仕様にも選ぶ上でのコツがあります。
【神器③ 照明】夜中の目覚めも、もう怖くない
三つ目の神器が、ヘッドボードの「照明」です。
寝る前の読書灯として、パートナーを起こさない優しい光を提供してくれるのはもちろん、夜中にふと目が覚めてトイレに立つ際の「安全灯」としても、非常に重要な役割を果たします。
部屋の電気をつけて目を冴えさせてしまうことなく、足元をぼんやりと照らしてくれる安心感。
この小さな光が、睡眠の質を大きく左右するのです。
どんな種類の照明があるのか、スイッチの位置はどこが良いのか、本編で詳しく見ていきましょう。
「何もない」が最強?ヘッドレスという選択肢
多機能なヘッドボードが魅力的なあえて「何もない」を選ぶ、ヘッドレスタイプのチェストベッドも根強い人気があります。
その潔い選択が、あなたのお部屋に最適な答えとなるかもしれません。
部屋が狭い、広く見せたい…を叶える省スペース性
ヘッドレスベッドの最大のメリットは、その圧倒的な「省スペース性」です。
ヘッドボードの厚み(約10cm~20cm)がないだけで、ベッドの全長はマットレスとほぼ同じ長さに。
このわずかな差が、クローゼットの扉の開閉をスムーズにしたり、足元の通路を確保したりと、お部屋のレイアウトの自由度を格段に上げてくれます。
頭側の壁面がすっきりと見えるため、空間に圧迫感がなくなり、お部屋を視覚的に広く見せる効果も。
ミニマルで開放的な空間を求める方には、最高の選択肢と言えるでしょう。
・チェストベッドの「ヘッドボード」、種類と選び方で眠りの質が変わる