ベッドはお部屋の中でも特に大きな面積を占める家具です。そのため、ベッドの高さによってお部屋全体の印象や圧迫感が大きく左右されます。ベッド販売の現場で18年間お客様のお悩みに向き合ってきましたが、「一人暮らしの部屋が狭く感じられる」「大きなベッドを置きたいけれど圧迫感が気になる」というお声を非常に多くいただいてきました。そこでおすすめしたいのが「ローベッド」です。
ローベッドの最大のメリットは、何と言っても床からの高さが低く抑えられていることによる圧倒的な開放感です。一般的なベッドは床からマットレス上面までの高さが45cm~60cmほどありますが、ローベッドはそれよりもずっと低い位置に寝面がきます。視線が下に落ちることで天井までの空間(垂直方向の空きスペース)が広く感じられ、同じ畳数のお部屋でも天井が高く、ゆとりのある空間に見えるのです。
特にワンルームや8畳以下の小さめなお部屋にベッドを配置する場合、家具の高さを低く揃える「ロースタイルインテリア」は非常に有効なコーディネートテクニックです。ローベッドを取り入れるだけで、お部屋の奥まで視線がスムーズに通り、圧迫感を一気に軽減することができます。「部屋を狭く見せたくない」「開放的でリラックスできる空間を作りたい」とお考えの方にとって、ローベッドは最も効果的な選択肢の一つとなります。
ローベッドがもたらす安心感と安全性のメリット
ローベッドの魅力は、単に「見た目がすっきりする」というインテリア面のメリットだけにとどまりません。毎日の暮らしにおける「安全性」や「精神的な安心感」という点でも、非常に優れた特徴を持っています。床面に近いため、万が一就寝中にベッドから落ちてしまった場合でも、落差が小さくケガのリスクを大幅に減らすことができます。
この安全性の高さから、小さなお子様と一緒に寝るご家庭や、ペット(特に室内犬や高齢のペット)と一緒に過ごされているご家庭から絶大な支持を得ています。高所からの飛び降りによるペットの足腰への負担を軽減できる点も、ローベッドならではの強みです。また、天井との距離が離れているため、横になったときに天井が遠く感じられ、心理的にもリラックスしやすいという効果があります。
日本の伝統的な生活様式である「布団で寝る生活」に慣れている方にとっても、ローベッドは非常に馴染みやすい寝具と言えます。床に近い感覚で眠れるため、ベッド特有の高所に浮いているような感覚が苦手な方でも、初日から違和感なく心地よい眠りにつくことができます。安心感と安全性を兼ね備えている点が、長年多くの方に選ばれ続けている理由です。
自分にぴったりのローベッドを選ぶためのポイント
魅力あふれるローベッドですが、いざ購入するとなると「どのような基準で選べば良いのかわからない」という方も多いでしょう。ローベッド選びで失敗しないためには、フレームの構造や素材、設置するお部屋の環境をあらかじめしっかり確認しておくことが大切です。特に注目したいのが「通気性」と「フレームのタイプ」です。
ローベッドは床面に近いため、湿気が溜まりやすいという性質があります。そのため、湿気対策として床板が「すのこ仕様」になっているモデルを選ぶのが非常におすすめです。また、フレーム内にマットレスを落とし込む「囲みタイプ」なのか、フラットな台の上にマットレスを置く「ステージタイプ」なのかによっても、見た目の印象や必要となる設置面積が変わってきます。
さらに、ベッド周りにスマートフォンや照明を置きたい方は、ヘッドボードに棚やコンセントが付いているかもチェックしておきましょう。デザイン性だけでなく、日々の使い勝手やメンテナンス性まで考慮して選ぶことで、長く快適に愛用できる最高のローベッドに出会うことができます。
ローベッドのメリット・デメリットを解説! 選ぶ際の6つのポイントとは

コメント