当たり前のように、
日曜日を過ごせる、有り難み。
感謝。
この、青い空と白い雲と、
太陽と、揺れる洗濯物が、
ずっとずっと当たり前であってほしい。
争いのない、
怒りのない、
許しあえる場所に住んでいたい
子供たちに誇れる、世界を、大人の責任で。
動物たちに誇れる、世界を、人間たちの責任で。
傷つけあわない。
美しい、森の木々や、
ちょうちょうのはばたきや、
面白い形の彫刻や、
油絵にも水彩画にも属さないものや、
大きく、迫力のある書、
小さく、顕微鏡でしか見えないマシン、
猫の、耳の動き。
この世界の何もかもが、
希望に満ちたアート。
輝く、道筋。
すごいね。天才だね。かわいいね。面白いね。素晴らしいね。
クールだね。カッコいいね。お茶目だね。
それもまた、アリだねって
言える場所に。
雨が多すぎて、
恋い焦がれるほど、
待っていた青空が
やっと顔を出してくれて、
やっと会えて、
やっと平穏に暮らせているの。
青空は言った。
お日さまと一緒に、
いつも、君たちを
包んでいる。