チェストベッド特有の構造がきしみを引き起こす理由
大容量の収納が魅力的で部屋がスッキリ片付くチェストベッドですが、「使い始めてからきしみ音が気になるようになった」というご相談をよく受けます。18年の販売経験からお伝えすると、チェストベッドがきしみやすい理由は、その構造自体にあります。
チェストベッドは多数の引き出しを備えているため、通常のベッドフレームに比べてパーツの接合部が非常に多くなっています。接合部が多いということは、それだけ摩擦が発生するポイントが多いということです。また、引き出しの中に重い衣類や荷物をたくさん詰め込むことで、フレーム全体に不均等な荷重がかかり、わずかな歪みが生じて音の原因になることもあります。
音の発生源を特定するステップと自分でできる補強方法
「ギシギシ」という不快な音を止めるには、まずどこから音が聞こえるのかを特定することが重要です。マットレスを外し、フレームの様々な場所を手で押したり、上で静かに体重をかけたりして音の発生源を探りましょう。
発生源が特定できたら、対応策を試します。引き出しのレール部分やスライド金具から音がしている場合は、市販のシリコンスプレーを少し吹きかけるだけで滑らかになり、音が消えることがあります。フレーム同士の擦れが原因なら、接合部に布テープや薄いフェルトを挟み込むことで擦れ音を軽減できます。補強金具(L字金具など)を追加してフレームの剛性を高めるのも有効な手です。
静かな睡眠環境を守るために知っておきたいこと
チェストベッドのきしみ音は、放置しておくとフレームの損傷や寿命を縮める原因にもなり兼ねません。不快な音がし始めたら「そろそろ点検のタイミング」と捉え、早めに対策を講じましょう。
また、自分で組み立てるタイプのチェストベッドは、最初の組み立て工程での歪みが後々のきしみにつながることが多くあります。不安な方はプロによる「組立設置サービス」を利用するのも、きしみ音を未然に防ぐ賢い選択肢です。

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